「支持政党なし」候補者擁立調整 比例東京、九州など検討 

佐野秀光氏

 政治団体「支持政党なし」が衆院選の比例代表に候補者を擁立する方向で調整していることが分かった。東京、九州、北関東のいずれかのブロックに絞っての活動を検討している。佐野秀光代表(47)が7日、共同通信の取材に明らかにした。

 「支持政党なし」は、2014年の衆院選比例北海道ブロックで、社民党の約5万3千票を上回る約10万票を獲得して話題を呼んだ。昨年の参院選も比例代表と5選挙区に候補を立てたが、議席は得られなかった。

 佐野氏は「希望の党など新しい政党が誕生する中でも支持する党がない有権者の受け皿になりたい」と語った。


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