前橋、O157で40代男性死亡 感染経路は不明 

 前橋市は3日、腸管出血性大腸菌O157に感染した市内の40代男性が溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して死亡したと明らかにした。男性の周辺で他に感染者はおらず、感染経路は不明としている。

 市によると、8月30日に血便などの症状を訴え医療機関で診察を受けた。改善せず9月2日に入院し同5日にHUSを発症、悪化して今月1日に死亡した。

 群馬、埼玉両県では系列総菜店のポテトサラダなどによるO157感染の集団食中毒が発生したが、男性は店の総菜を食べておらず、検出された菌の遺伝子型も異なるため関係はないという。


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