北九州港でヒアリ200匹 女王アリ、卵なし 

 北九州市は2日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」約200匹を北九州港で確認したと発表した。全て働きアリで死んでいた。女王アリや卵は発見されず、繁殖の可能性は低いという。環境省によると、これまでにヒアリが見つかったのは11都府県で19例とされる。

 港内のコンテナ集積場所で9月15日にヒアリ7匹を確認したため、市と環境省で周辺に仕掛けたわな10個全てで計約200匹を捕らえた。市では発見場所の周囲を改めて点検するとともに、わなや殺虫用の餌を設置した。

 今回の確認は9月15日の18例目に数えられる。


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