2017年9月30日 09:42 | 無料公開
帰国を前に、ＮＧＯ関係者らと記念写真に納まる坂本しのぶさん（前列左から３人目）＝２９日、ジュネーブ（共同）
【ジュネーブ共同】「水銀に関する水俣条約」第１回締約国会議で演説した胎児性水俣病患者坂本しのぶさん（６１）＝熊本県水俣市＝は２９日、開催地スイス・ジュネーブからの帰国を前に、水銀汚染防止に取り組む国際非政府組織（ＮＧＯ）グループ「ＩＰＥＮ」の報告会に参加し、「歩けなくても（水銀規制へ）心は誰より速く走っている」とたたえられた。
報告会では、米国やアフリカなど世界各国のメンバー約２０人から「大きな存在」「一緒に水銀のない世界を目指そう」と声を掛けられた。
