富士登山者、昨年比16%増 好天多く28万4千人 

この夏、富士山を登る登山客

 富士山の8合目を通過した登山者は、今年の開山期間(7月1日~9月10日)で昨年比16%増の28万4862人に上った。環境省が28日発表した。梅雨明けが例年より早く、好天が多かったことが影響したとみられる。

 登山道別では、山梨側の吉田ルートが17万2657人と全体の約6割を占めた。静岡側の富士宮が7万319人、須走が2万3475人、御殿場が1万8411人だった。御殿場は昨年比で20%増え、環境省が統計を開始した2005年以降最高を記録した。

 環境省は各ルートの8合目付近に赤外線カウンターを設置して登山者数を調査している。


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