4野党、国会冒頭の衆院解散反対 議長に審議要請へ 

 民進、共産、自由、社民の野党4党の国対委員長らは27日午前、国会内で会談し、28日の臨時国会冒頭での衆院解散に反対し、代表質問や予算委員会での審議を求める方針を確認した。27日午後に4野党の国対委員長らが大島理森衆院議長に要請する。

 大島氏が解散詔書を読み上げる予定の28日の本会議対応についても協議。共産党などからは、与党が、安倍晋三首相の所信表明演説や代表質問などに応じなければ本会議を欠席し抗議集会を行うべきだとの意見が出た。

 北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する国会決議を巡っては、共産党が「圧力一辺倒では駄目だ」と慎重意見を展開し、引き続き調整する。


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