小池氏の代表就任、五輪に影響か 閣僚から懸念の声 

 小池百合子東京都知事が国政政党「希望の党」の代表に就いたことについて、閣僚からは26日、2020年東京五輪・パラリンピックへの影響を懸念する声が上がった。一方、菅義偉官房長官は記者会見で「どのような政策を出すのか注視したい」と述べ、小池氏の動きを見極める考えを示した。

 会見で鈴木俊一五輪相は「小池氏は、五輪開催地の知事だ。国政への関与で大会に影響が出ることがあっては困る」と苦言を呈した。江崎鉄磨沖縄北方担当相は「知事を務めながらでは難しいのではないか」と語った。

 小此木八郎国家公安委員長は「選挙のたびに新党ができた。多くの国民が飽き飽きしている」と指摘。


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