日馬富士が7場所ぶり9度目V 豪栄道を連破、11勝は3度目 

優勝決定戦で、豪栄道(左)を寄り切りで下す日馬富士=両国国技館

 大相撲秋場所千秋楽(24日・両国国技館)一人横綱の日馬富士が11勝4敗で並んだ優勝決定戦で大関豪栄道を寄り切り、7場所ぶり9度目の優勝を果たした。2度目の制覇に向けて首位だった豪栄道を本割で寄り切って追い付いた。11勝で制するのは1996年九州場所の大関武蔵丸以来で、1場所15日制が定着した49年夏場所以降で3度目の最低成績。

 11日目終了時点で、豪栄道に3差を許しており、10日目以降に3差を逆転したのは初めて。千秋楽の直接対決で本割、決定戦ともに勝って逆転優勝したのは、今年春場所の横綱稀勢の里以来。


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