「いちほまれ」販売始まる 福井の新銘柄米、知事PR 

東京都内の百貨店で「いちほまれ」をPRする福井県の西川一誠知事(右)ら=23日

 福井県がコシヒカリの後継と位置付けて開発した新銘柄米「いちほまれ」の販売が23日、首都圏を中心に始まった。日本橋三越本店(東京都中央区)では、販売を記念して同県の西川一誠知事が買い物客らにPRした。

 いちほまれは、粒のほどよい弾力とコシヒカリを超える甘さとつやが特長。「日本一おいしく誉れ高い米になるように」と命名された。

 今秋に福井県内で収穫した計約600トンを、首都圏の大手百貨店の計9店舗や一部量販店などで取り扱い、福井県内のスーパー約150店舗でも売り出す。来年から本格的に生産量を増やし、関西や中京方面にも販売を拡大するという。


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