2017年9月23日 19:10 | 無料公開
ハリケーン「マリア」の襲来で冠水した道路=21日、プエルトリコ・サンフアン近郊(ロイター=共同)
【リオデジャネイロ共同】カリブ海で発生した大型ハリケーン「マリア」は暴風雨を伴って北上を続け、AP通信によると22日までにドミニカや米自治領プエルトリコなどで少なくとも27人が死亡した。米本土には到達しない見通し。
財政破綻状態にあるプエルトリコでは大規模な停電が発生。近年、発電施設の維持管理が不十分だったこともあり、復旧には数カ月かかるとの見方もある。
米ハリケーンセンターによると、22日午後(日本時間23日未明)の時点でマリアの勢力は5段階分類で上から3番目の「カテゴリー3」。今後、徐々に勢力を弱めるとみられている。