大雪山系に秋の訪れ 北海道、例年より早く紅葉見頃 

紅葉が見頃を迎えた北海道・大雪山系。奥左は旭岳=22日(共同通信社ヘリから)

 北海道・大雪山系で、紅葉が見頃を迎えた。秋晴れとなった22日、道内最高峰の旭岳(2291メートル)や黒岳(1984メートル)では、ナナカマドやダケカンバなどの木々が赤や黄色に色づき、山肌を彩った。

 旭岳ロープウェイによると、今年は8月末に冷え込んだため、例年より1週間ほど紅葉が早いという。現在、紅葉は旭岳の3合目付近で、10月上旬まで楽しめる。旭岳の展望台付近では22日、多くの登山客が雄大な景色に見入っていた。

 旭岳ロープウェイの運行会社社員国井尚也さん(36)は「今年は赤の色味が鮮やか。9月末には雪と紅葉が両方楽しめます」と話していた。


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