霞が関「ゆう活」、実施は横ばい 72%が定時退庁 

 政府は22日、国家公務員の長時間労働解消のために早めの退庁を促す「ゆう活」の実施状況調査で、定時までに退庁した霞が関の公務員は72・2%だったと発表した。前年比1・1ポイント減で、ほぼ横ばいの結果となった。

 ゆう活は「働き方改革」の一環で7月1日~8月31日に実施し、今年で3年目。交代制の勤務ではない各府省庁職員のうち、退庁時間を午後5時15分までに設定した約3万9千人を「ゆう活」の対象者とした。毎週水曜日に調査し、その平均値を集計。

 府省庁別では、宮内庁(88・7%)や農林水産省(87・0%)が高く、厚生労働省や環境省(ともに53・0%)は低かった。


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