川端衆院副議長が引退表明 「議員生活に終止符」 

記者会見で政界引退を表明する川端達夫衆院副議長=21日夜、大津市

 川端達夫衆院副議長(72)=民進党、比例近畿=は21日夜、大津市で記者会見し、次期衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。「出馬せず、議員生活にも終止符を打つことにした」と語った。民進党滋賀県連は、川端氏の立候補が見込まれていた滋賀1区の候補者選定を急ぐ。

 川端氏は1986年の衆院選に旧民社党から出馬し、初当選。当選10回。旧民主党幹事長や文部科学相、総務相などを歴任した。2012年の衆院選で落選したが、14年5月の繰り上げ当選で国政復帰、同12月から衆院副議長を務めていた。


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