沖縄戦自然壕破壊は「悪ふざけ」 逮捕の少年4人が供述 

 沖縄戦で住民が集団自決に追い込まれた沖縄県読谷村の自然壕「チビチリガマ」が荒らされた事件で、器物損壊容疑で逮捕された県内に住む16~19歳の少年4人が動機について「悪ふざけで壊した」と供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。「大変なことをしてしまった。後悔、反省している」とも供述しているという。

 沖縄県警の捜査関係者によると、ほとんどの少年がチビチリガマを巡る歴史を「知らなかった」と話している。15日の逮捕時は、現場に行った理由について「肝試しだった」「心霊スポットに行こうと思った」と供述していた。


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