阪神の狩野が引退会見 「支えられた17年間誇り」 

今季限りでの現役引退を表明する阪神の狩野恵輔外野手=18日、兵庫県西宮市

 阪神一筋で17年目の狩野恵輔外野手(34)が18日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。涙をぬぐう場面もあり「周りに支えられて17年間もできたのは誇り」と語った。

 選手会長を務めた今季は代打で出場5試合にとどまり「力が落ちてきたなと感じた。そろそろ引き際だと思った」と説明した。群馬・前橋工高から2001年、捕手としてドラフト3位で入団。初安打は07年4月の巨人戦で、代打で放ったサヨナラ打で「自分の中でも大切な思い出」と振り返った。

 通算成績は402試合で200安打、18本塁打、91打点、打率2割5分5厘。


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