米長官、ロシア外相と会談 対北朝鮮で行動要請 

ティラーソン米国務長官、ロシアのラブロフ外相(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】ティラーソン米国務長官は17日、ニューヨークでロシアのラブロフ外相と会談した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への圧力強化に慎重なロシアに対し、国連安全保障理事会の制裁決議履行など、北朝鮮の挑発阻止へ行動を求める見通し。

 北朝鮮による6回目の核実験を受けて11日に採択された安保理決議は、北朝鮮の外貨稼ぎの役割を担う出稼ぎ労働者の就労を原則として禁じた。ティラーソン氏は、ロシアを「北朝鮮労働者の最大の雇用主」と非難し、出稼ぎ労働者の雇用を控えるよう求めている。


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