台風18号、列島縦断 西日本中心に大荒れ  

 大型の台風18号は17日、九州に上陸後、四国、近畿に再上陸した。各地を暴風域に巻き込みながら日本列島を縦断。猛烈な雨が降るなど西日本を中心に大荒れの天気になり、河川の氾濫や家屋の浸水被害が相次いだ。土砂崩れも発生し、大分県では複数の道路が寸断され500人以上が孤立、香川県では住宅1棟が押しつぶされ、1人が行方不明となった。高知県と大分県でも船や田んぼの様子を見に行った男性計3人と連絡がついていない。強風にあおられ転倒するなどけが人も相次いだ。

 京都、岡山、香川、大分、宮崎の各府県では住民に避難指示が発令された。


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