東京五輪の馬術、異例の夜開催も 暑さ対策で国際連盟検討 

 【リマ共同】2020年東京五輪で課題の暑さ対策として、国際馬術連盟が異例の夜の競技開催を検討していることが15日、分かった。リマで取材に応じた同連盟のデボス会長(ベルギー)が「馬にとって、どの時間帯が最良か気象データを踏まえて検討している。いくつかの種目は気温の下がる夜になるかもしれない」と述べた。

 1964年東京五輪で使われた馬事公苑(世田谷区)を改修して会場とする。馬事公苑は住宅街に囲まれており、夜開催の場合は照明の設置によるコスト増や周辺住民への配慮が検討課題になり、同会長は「大会組織委員会と協力しながら調整を進めていく」とした。


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