2017年9月15日 18:15 | 無料公開
記者会見する電気事業連合会の勝野哲会長=15日、東京都千代田区
電気事業連合会の勝野哲会長(中部電力社長)は15日、東京都内で記者会見し、原子力規制委員会による審査で、東京電力の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)が東日本に多い「沸騰水型」原発として安全性が評価されたとの認識を示し「非常に意義がある」と述べた。
勝野氏は、東電が重大事故時の対策で独自に開発した新しい循環冷却システムを導入しており、安全性向上に努める姿勢を示したと指摘。「他の電力会社も速やかに再稼働を進めてほしい」と期待感を示した。
沸騰水型は東電が事故を起こした福島第1原発と同じ型の炉で、他電力でも審査が遅れている。