米長官、中ロに行動要求 北朝鮮孤立化へ包囲網 

 【ワシントン共同】ティラーソン米国務長官は14日、北朝鮮が日本上空を越えるミサイル発射を再び強行したことを受けて声明を発表し、北朝鮮を経済面で支える中国とロシアに「直接の行動によって、無謀なミサイル発射を許さない姿勢を示さなければならない」と圧力強化を求めた。

 ティラーソン氏は「再び同盟国の日本国民に脅威を与えた」と北朝鮮を非難。挑発行為は外交・経済両面で孤立を加速させるだけだと訴えた。

 さらに、11日に採択された国連安全保障理事会の新たな対北朝鮮制裁決議について「(取り得る措置の)上限ではなく、最低限度を示しただけだ」と強調した。


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