米国の決定に失望 ロシア・カスペルスキー研究所 

カスペルスキー研究所の開発者ユージン・カスペルスキー氏=7月、モスクワ(AP=共同)

 【モスクワ共同】ロシアの大手情報セキュリティー会社「カスペルスキー研究所」は13日、米国土安全保障省が同社製品の使用を停止するよう連邦政府機関に通達を出したことについて「根拠のない決定であり、深く失望している」との声明を発表した。インタファクス通信が報じた。

 声明は「特定の国を支援するためにサイバー空間でスパイ活動や攻撃活動をしたことはなく、今後もない。民間会社が証拠もなしに有罪と見なされることに失望している」と表明。また、米側の主張に根拠がないことを証明するため、必要な情報を提供する用意があるとしている。


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