カーター元大統領が助言 北朝鮮と直接対話を 

 【ワシントン共同】カーター元米大統領(民主党)は12日、南部ジョージア州アトランタで講演し、米国を敵視する北朝鮮への対応について「私だったら平壌に自分が行くか、最側近を今すぐ派遣する」と述べ、直接対話に乗り出すようトランプ大統領に促した。困難な事態に直面している後輩大統領に助言した格好だ。AP通信が報じた。

 カーター氏は、米国が北朝鮮側に「敬意を持って接し、話し合いをしない限り進展はない」との考えを示した。トランプ氏に対して「平和を守り、人権を擁護し、真実を伝える」べきだとも語った。


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