頭部に銃弾、鑑定急ぐ 神戸山口組の関与捜査 

 指定暴力団神戸山口組から離脱した新組織「任侠山口組」の関係者楠本勇浩さん(44)が神戸市長田区で射殺された事件で、楠本さんの頭部に銃弾1発が残っていたことが14日、長田署捜査本部への取材で分かった。捜査本部は神戸山口組傘下組織の関係者が事件に関与した疑いが強いとみて捜査。銃弾の鑑定を進め、拳銃の種類や流通ルートなどの特定を急ぐ。

 捜査本部によると、司法解剖の結果、楠本さんは拳銃で正面から頭部を1発撃たれ、脳挫滅でほぼ即死状態だった。


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