モスクワ、爆発物脅迫5万人避難 駅や大学で騒ぎ 

 【モスクワ共同】タス通信によると、ロシアの首都モスクワで13日、駅やショッピングセンター、大学などに爆発物を仕掛けたとの脅迫電話が相次ぎ、各地で計5万人以上が避難する騒ぎとなった。治安当局が30カ所以上の施設を調べているが、爆発物は見つかっていない。

 モスクワ国際関係大学でも、ロシア訪問中の公明党の山口那津男代表による講演が終了した後、大学当局者の指示で学生らが一斉に避難した。

 ロシアでは12日にも極東サハリンやウラジオストク、中部ペルミなどの警察に同様の脅迫電話があり、住民が避難し、治安当局が出動する騒ぎとなっていた。


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