スー・チー氏、19日に演説 ロヒンギャ問題説明へ 

 【ヤンゴン共同】ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の報道官は13日、スー・チー氏が19日に首都ネピドーで演説すると発表した。イスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害問題で国際的な批判が高まる中、立場を説明するとみられる。

 同時期に米ニューヨークで開かれる国連総会は欠席する。政権トップでノーベル平和賞受賞者でもあるスー・チー氏が批判の矢面に立つのを避ける目的との見方があるのに対し、報道官は、治安当局と武装組織の衝突で発生した多数の国内避難民への人道支援や、治安回復を優先させると説明した。


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