細野氏と新党結成に意欲 民進離党届提出の鈴木氏 

記者会見を終え、細野元環境相(右)と握手する鈴木義弘衆院議員=13日午後、国会

 民進党に離党届を提出した鈴木義弘衆院議員(比例北関東)は13日、国会内で記者会見し、先に離党した細野豪志元環境相との新党結成に意欲を示した。大島敦幹事長は離党検討中の衆院議員との会談を続け、12日の鈴木氏らと合わせて、対象議員5人の聴取を終えた。いずれも慰留したが、主張は平行線だった。

 鈴木氏は会見で、離党届提出の理由について、前原誠司代表の就任後も共産党との共闘見直しが進んでいないためだと説明。新党を巡り「一緒に行動してきた細野氏の話をよく聞き、協議して進めていきたい」と述べた。同席した細野氏は「政権を担える政党をつくるため協力できればいい」と語った。


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