うつ病でカンボジア人に労災認定 技能実習生、暴言や暴行が原因 

 東京都内の建設会社で外国人技能実習生として働いていたカンボジア人の男性(34)がうつ病を発症したのは、日本人社員から暴言や暴行を繰り返し受けたのが原因として、今年6月に立川労働基準監督署が労災認定していたことが12日、分かった。男性が加入する「全統一労働組合」(東京)などが東京都内で記者会見し、明らかにした。

 労組によると、男性は2014年6月に来日。配管工として働いていたが、現場で日本人社員から日常的に「ばか」と暴言を吐かれ、ヘルメットの上から小突かれる暴行を受けた。


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