女性や60歳以上も労働を 人づくり革命で英教授 

インタビューに答える英ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏

 安倍政権の看板政策「人づくり革命」の有識者会議で議員を務める英ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏(62)が12日、共同通信のインタビューに応じ、少子高齢化社会を迎えた日本が生産性の向上を図るには、「女性の社会進出を進め、60歳以上にも働くよう促すことが経済政策の中心であるべきだ」と提言した。

 グラットン氏は人材論の世界的権威として知られ、日本でもヒットした長寿時代の生き方に関するビジネス書の著者。年齢に関係なく教育、仕事、引退の3段階を自由に行き来できる人生を提唱している。

 また日本の女性の労働参加率は先進国で最低水準にあると指摘した。


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