東京円、一時109円59銭 有事リスク緩和で下落 

日本円と米ドル紙幣(ロイター=共同)

 12日の東京外国為替市場の円相場は朝鮮半島の有事リスクが和らいだとの受け止めから下落し、一時は対ドルで前日比1円超の円安水準である1ドル=109円59銭を付けた。

 午後5時現在は前日比1円12銭円安ドル高の1ドル=109円54~56銭。ユーロは91銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円16~20銭。

 国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議は、米国と北朝鮮の武力衝突といった事態にはつながらないとして、市場の危機感が後退。安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが広がった。


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