病院送迎車転落し女性死亡、長崎 ガードレール突き破る、数人負傷 

病院の送迎用ワゴン車が転落した現場を調べる長崎県警の捜査員=12日午後、長崎市

 12日午前9時15分ごろ、長崎市油木町の市道で、長崎みどり病院(長崎市)の送迎用ワゴン車がガードレールを突き破り、道路脇の約4メートルの崖下に転落した。通院のため乗車していた同市青山町、無職山田キヌヱさん(91)が死亡。他に乗っていた5人のうち、運転手の浜口剛さん(66)=同市天神町=ら数人が負傷した。

 長崎県警浦上署や病院などによると、ワゴン車は、リハビリ施設を利用する山田さんら患者4人と女性職員1人を乗せて病院へ向かう途中だった。浜口さんは2015年からパートで働いており、勤務中に事故を起こしたことはなかったという。署が詳しい事故原因を調べている。


  • LINEで送る