学芸大、アカハラ教授を諭旨解雇 就活妨害、学生に精神疾患も 

 東京学芸大(東京都小金井市)は12日、就職活動を妨害するなど、指導していた複数の学生にアカデミックハラスメント行為を繰り返したとして、50代の男性教授を8月30日付で諭旨解雇処分にしたと発表した。大学の調査に教授は事実関係をおおむね認めているが、一部は「ハラスメントではない」と説明。今月11日付で辞職した。

 行為が原因で一部の学生が精神疾患を発症し、現在も働くことが困難な状況という。学芸大は「教育学に携わる大学として極めて遺憾。学生に心からおわびしたい」としている。

 学芸大の調査によると、アカハラ行為があったのは2014年3~10月。


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