2017年9月12日 12:53 | 無料公開
冷蔵庫やエアコンの冷媒に使われる強力な温室効果ガス「代替フロン」の一種、ハイドロフルオロカーボン(HFC)の製造量を減らすため、経済産業省と環境省は12日、オゾン層保護法を改正し、製造を許可制にする方針を両省の合同会議で示した。来年の通常国会への法改正案提出を目指す。 法改正により、オゾン層破壊物質と同様にHFCの製造量と使用量の基準限度を設定し、各事業者に製造量を割り当てる。輸出入量も規制する。 冷蔵庫など廃棄機器からの回収率は38%(2015年度)にとどまっており、回収を強化するための制度措置も必要とした。