民進、離党検討者を慰留 「ドミノ」阻止見通せず 

 民進党執行部は12日、離党を検討している5人の衆院議員を対象に聴取を始めた。大島敦幹事長は鈴木義弘(比例北関東、当選2回)、後藤祐一(神奈川16区、3回)両衆院議員と東京都内で個別に会談し、慰留した。大島氏は離党検討議員から順次意見を聴く考え。離党の意思が固い議員も多く「離党ドミノ」を食い止められるかは見通せない。

 党関係者によると、鈴木氏は大島氏に離党の意向を伝達。大島氏は思いとどまるよう求め、結論は出なかった。大島氏は鈴木、後藤両氏との会談後「内容は伝えられないが、丁寧に対応している」と記者団に述べた。


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