2017年9月12日 10:28 | 無料公開
沖縄県宜野湾市議会は12日、市内の米軍普天間飛行場所属の新型輸送機オスプレイが民間専用の大分空港(大分県国東市)にエンジントラブルで緊急着陸したことを踏まえた抗議決議と、同型機の飛行の即時中止や原因の究明、公表を日米両政府に求める意見書をそれぞれ全会一致で可決した。 決議と意見書は、普天間飛行場所属のオスプレイが8月にオーストラリア沖で墜落事故を起こしたほか、緊急着陸も相次いでいると指摘。「市街地のど真ん中に普天間を抱え、常に事故の危険と隣り合わせの生活を余儀なくされている宜野湾市民の不安と恐怖は極限に達している」と強調している。