原子力機構が小型特殊カメラ開発 原発内汚染を立体で可視化

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 日本原子力研究開発機構は11日、東京電力福島第1原発の原子炉建屋など屋内の汚染状況を3次元で可視化できる特殊なカメラを開発したと発表した。従来の装置より大幅な小型軽量化にも成功、将来的には小型無人機ドローンに搭載し、遠隔で建屋内の汚染分布を調べる。

 原子力機構によると、カメラの重量は約680グラム。放射線への耐性が高い電子部品を使うとともに、放射線を遮る鉛の量を減らすことで、数キロ~数十キロある従来のカメラより軽量化した。

 建屋内の複数箇所で放射線量を測定してコンピューター処理し、3次元分布を算出。画像を組み合わせることで汚染状況を可視化する。