オスプレイ、15年にも事故 空中給油中にプロペラ接触 

2016年12月、沖縄県名護市沿岸の浅瀬に不時着し、大破したオスプレイ

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新型輸送機オスプレイが昨年12月に同県名護市沿岸部で不時着、大破した事故で、防衛省は11日、2015年にも同様に、オスプレイのプロペラが空中給油機の給油ホースに接触する事故が日本国外であったと明らかにした。

 米政府が昨年12月の事故で、オスプレイのパイロットの操縦ミスとする最終報告書をまとめたことに、小野寺五典防衛相は記者団に「沖縄を含め不安の声があるのは事実。安全な運航を心掛けてほしい」と述べた。

 15年の事故は米側の調査で判明し、今年8月ごろに日本側に連絡があった。


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