北朝鮮制裁の重要性確認 日ヨルダン外相会談 

 【アンマン共同】河野太郎外相は10日(日本時間同日)、訪問先のヨルダンでサファディ外務・移民相と会談した。6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応について、国連安全保障理事会決議に基づく制裁措置の着実な履行が重要だとの認識を確認した。

 河野氏は、北朝鮮の核・ミサイル問題に直面する日本の安全保障環境に関して「状況は深刻化している」と強調。外貨獲得を防ぐために北朝鮮の国外派遣労働者を受け入れないよう、関係国に働き掛けていると説明し、理解と協力を求めた。サファディ氏は「完全に支持している」と応じた。


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