独首相、北朝鮮核問題の仲介意欲 「交渉参加の用意」 

 【ミュンヘン共同】ドイツのメルケル首相は10日の同国紙フランクフルター・アルゲマイネ日曜版(電子版)のインタビューで、北朝鮮が核やミサイルの実験を繰り返し緊迫する朝鮮半島情勢について「われわれに交渉参加の要請があれば、即座に応じる」と述べ、仲介外交に意欲を示した。

 メルケル氏は、ドイツを含む欧米など6カ国とイランが結んだ核合意を例に「北朝鮮問題の解決でも同様の枠組みが考えられる。欧州、特にドイツは問題解決に積極的に貢献する意思を持つべきだ」と語った。

 ドイツは北朝鮮と国交があり、双方がベルリンと平壌に大使館を置いている。


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