2017年9月10日 09:56 | 無料公開
9日、ベネチア国際映画祭で、記者会見する北野武監督=イタリア北部ベネチア(共同)
【ベネチア共同】イタリアで開かれた第74回ベネチア国際映画祭の最終日の9日、クロージング作品として北野武監督の「アウトレイジ 最終章」が上映され、観客から大きな喝采を浴びた。北野監督は上映後「お客がいないんじゃないかと思ったけど、切符もみんな売れたっていうし良かった」と笑顔で語った。
北野監督は同映画祭で、1997年に「HANA―BI」で最高賞の金獅子賞、2003年には「座頭市」で監督賞を受賞した。「自分の芸歴の中で映画祭の賞をもらったのはベネチアだし、特別な意味がある」として、閉幕を飾れたことに満足そうな表情を見せた。