「小池都知事は国家像を」 細川元首相インタビュー 

インタビューに答える細川護熙元首相

 1993年発足の非自民政権を率いた細川護熙元首相は9日までに共同通信社のインタビューに応じ、小池百合子東京都知事の側近による国政新党構想を踏まえ、小池氏に憲法観や人口減対策、原発政策を含めた国家像を示すよう促したと明らかにした。細川氏が「小池新党」の代表として自民党の野田聖子総務相を迎える案を一時模索していたことも分かった。民進党の前原誠司代表に野党共闘の推進を求め、安倍政権に批判的な立場を鮮明にした。

 小池氏は細川氏が92年に設立した日本新党から政界入りしており、細川氏は政治面の助言者。昨年の知事就任後も何度か会談した。


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