泉田前知事の擁立決定持ち越し 衆院新潟補選で自民支部 

前新潟県知事の泉田裕彦氏

 自民党の長島忠美元復興副大臣の死去に伴う10月の衆院新潟5区補欠選挙で、自民党の地元支部は9日、新潟県長岡市で選考委員会を開いた。前新潟県知事泉田裕彦氏(54)の擁立に向けて協議したが、一部の地元県議らが反発し、正式決定は持ち越された。

 支部の選考委は2日、泉田氏に出馬を打診。回答を保留していた泉田氏は8日、出馬する意向を支部幹部へ伝えていた。

 泉田氏は同県加茂市出身。経済産業省を経て2004年の知事選で初当選し、3期12年務めた。


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