メキシコ南西沖でM8・1 死者35人、沿岸で津波観測 

7日夜、メキシコ市で地震発生後に路上に集まった人々(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】米地質調査所(USGS)によると、メキシコ南西沖で7日午後11時49分(日本時間8日午後1時49分)ごろ、マグニチュード(M)8・1の地震が発生した。震源の深さは約70キロ。ロイター通信などによると、メキシコで34人、隣国グアテマラで1人が犠牲となり、死者数は計35人となった。

 メキシコ南部などで数百の建物が崩壊するなどしたとみられ、死者は増える可能性がある。日本の気象庁によると、津波による日本での被害の心配はないという。

 米ハワイの太平洋津波警報センターによると、メキシコ南部オアハカ州などで8日、最大約1メートルの津波が観測された。


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