2017年9月8日 20:41 | 無料公開
北陸新幹線のトンネル工事で土砂が崩落し、地表が陥没したグラウンド=8日、福井県あわら市(鉄道建設・運輸施設整備支援機構提供)
8日午前5時45分ごろ、福井県あわら市柿原の北陸新幹線金沢―敦賀間のトンネル工事現場で土砂が崩落し、地上にある市が所有するグラウンドの地表が幅約15メートル、深さ約8メートルにわたって陥没した。作業員5人は退避して無事で、グラウンドを使用している人はいなかった。
工事を発注した鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、直前に作業員がトンネルの内壁が崩落していることに気づき、退避したという。機構は拡大を防ぐとともに、原因を調べている。
現場はJR細呂木駅から西約2キロ。