腕型ロボットがエアホッケー ソフトバンク、5Gで実演 

ソフトバンクの第5世代(5G)移動通信システムを使ってエアホッケーをする腕型ロボット=8日午後、東京都江東区

 ソフトバンクは8日、超高速通信が可能で2020年ごろの実用化を目指す第5世代(5G)移動通信システムの利用例を東京都内で実演した。腕型ロボットがエアホッケーの守備を披露し、超高速通信による俊敏な動きでゴールを許さなかった。

 同社担当者は「5Gはロボットや車両間通信、(多様な機器をインターネットにつなげる)IoTに適用できる」と、用途の幅広さを強調した。

 実演では、ホッケー台を見下ろすように取り付けたカメラがパックの動きをデータ化し、5Gネットワークでロボットに伝達。ロボットは受け取ったデータに基づき、パックがゴールに入らないよう腕を動かす仕組みだ。


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