作業員が微量の内部被ばく 東電福島第1原発 

 東京電力は8日、福島第1原発で、汚染水タンクの解体作業をしていた協力企業の男性作業員が内部被ばくしたと発表した。体内に取り込んだ放射性物質の量は微量とみられる。

 東電によると、男性作業員の鼻腔内部から汚染が確認された。放射性物質を吸い込んだとみられる。内部被ばくは、単純換算すれば50年間で最大0・009ミリシーベルト程度という。

 国の基準は、放射性物質を取り扱う原発作業員らの被ばく線量限度を5年で100ミリシーベルトと定めている。


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