2017年9月8日 09:33 | 無料公開
【ボゴタ共同】南米コロンビアを訪問中のローマ法王フランシスコは7日、サントス大統領ら政府関係者と首都ボゴタで面会し、政府と左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)が昨年、半世紀にわたる内戦を終結させたことを称賛した。和平合意を巡り国民の間に残るわだかまりを解消し、真の和解をもたらすよう一層の努力も促した。 FARC(政党「人民革命代替勢力」に改組)との和平合意では、殺人や誘拐など数々の罪を犯してきたゲリラに、政府が譲歩し過ぎたとの批判も根強い。法王は「平和的共存を達成する上で障害や相違があったとしても、国の調和に向けた努力を弱めてはならない」と述べた。