対北朝鮮制裁強化へ連携 日独首脳が電話会談 

 安倍晋三首相は5日夜、ドイツのメルケル首相と電話会談した。6回目の核実験を強行した北朝鮮への対応を巡り協議し、国連安全保障理事会で制裁強化を目指す新たな決議採択に向けて連携することで一致した。メルケル氏は「日本のみならず、世界全体への脅威だ」と述べた。西村康稔官房副長官が官邸で記者団に明らかにした。

 両首脳は北朝鮮に対する安保理決議の厳格かつ全面的な履行についても確認した。メルケル氏は「欧州連合(EU)に働き掛け、日本と連帯、一致団結して臨みたい」とも語った。


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