2017年9月5日 09:53 | 無料公開
民進党の前原誠司代表は新執行部人事を巡り、山尾志桜里前政調会長(43)で内定した幹事長人事について、経験不足を理由に党内で異論が出ていることから、断念する方向で最終調整に入った。党関係者が5日明らかにした。代表代行に充てる予定だった大島敦元総務副大臣(60)を幹事長とし、山尾氏を代表代行とする見通し。5日夕に両院議員総会を党本部で開き、主要人事を決定する。 前原氏は、山尾氏が衆院当選2回とはいえ、安倍政権を追及してきた実績から「次期衆院選の顔」(前原氏周辺)にできると判断し、幹事長に登用する意向だった。世代交代を求める党内若手の声に配慮する思惑もあった。