民進選対委員長に長妻氏 代表代行は大島氏も起用 

 民進党の前原誠司代表は新執行部人事を巡り、選対委員長に長妻昭元厚生労働相(57)を起用する方針を固めた。代表選で前原陣営の選対本部長を務めた大島敦元総務副大臣(60)を代表代行に充てる意向。代表選を争った枝野幸男元官房長官(53)と共に代表代行は2人体制になる見通し。複数の関係者が3日、明らかにした。枝野氏とリベラル系の有力者、長妻氏を要職に配置することで、保守とリベラルのバランスに配慮した形だ。

 幹事長としての登用を最終調整していた山尾志桜里前政調会長(43)も内定し、新執行部の主要人事が固まった。


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