日米首脳が圧力路線再確認 北朝鮮のエスカレート阻止 

安倍晋三首相、トランプ米大統領(ロイター=共同

 安倍晋三首相は3日夜、北朝鮮による核実験強行を受け、トランプ米大統領と電話会談した。両首脳は核実験前の3日朝にも電話会談し、北朝鮮による挑発行動がエスカレートするのを阻止するため圧力強化の路線を継続すると再確認した。国連安全保障理事会での新たな制裁決議の採択を目指す方針でも一致した。中国やロシアが北朝鮮に供給している石油の禁輸などを念頭に置いている。

 北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過した8月29日以来、日米首脳の電話会談は計4回となる。

 3回目の電話会談でトランプ氏は「米国は同盟国として100パーセント、日本と共にある」と改めて伝えた。


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